スポーツトレーナーになるには?

スポーツトレーナーを目指す高校生・社会人の進学を応援するブログです!

【5】理学療法士 スポーツトレーナーに有利な資格④

理学療法士について

理学療法士はケガや障がいのある人、もしくはそのおそれがある人に対して基本動作の機能回復や悪化の予防を目的として 運動療法や物理療法といった処置を施し、日常生活が送れるよう支援をするリハビリテーションの専門職です。
リハビリテーションの専門職とスポーツトレーナーは、分野が医療とスポーツで異なる分野のように思うかもしれません。
しかし理学療法士の資格を持ち、スポーツトレーナーとして活躍をしている方は大勢います。これはスポーツトレーナーに求められる能力と理学療法士のスキルが合致している点が多いためです。その点について解説をしていきたいと思います。

理学療法士のスキルを活かす!

理学療法士はスポーツトレーナーに適した資格といえるかと思います。スポーツトレーナーには様々なタイプ・役割があります。
選手の身体能力の強化をめざす、選手のケガからの回復を支援する、選手の疲労回復をする、コンディショニングを整えるなどスポーツトレーナーに 求められる役割は多岐にわたります。

 

資格仕事取得年数
理学療法士 「運動療法」や「物理療法」といった治療で身体機能の回復などをする。 3年以上(理学療法士養成校を修了)

理学療法士の仕事

理学療法士は身体の機能回復を行うことができる資格のため、リハビリテーションでは選手のケガの状態管理・治療、リハビリテーションの計画作成・管理などを行います。ケガの治療には運動療法と物理療法、動作訓練などを組み合わせて行います。物理療法とは電気療法、温熱療法、水治療など物理的な方法で行う治療法です。理学療法士を保有しているスポーツトレーナーは主にメディカルトレーナーとして、チームや選手の健康維持やケガからのリハビリなどを担う役割を期待されているといえます。