スポーツトレーナーになるには?

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【12】ストレングス・トレーナー スポーツトレーナーの種類②

①ストレングス・トレーナー

 

スポーツ選手のトレーニングの中には、競技パフォーマンスの向上をはかるために行うものがあります。 中でも選手の筋肉および筋力の向上を目的としたものを、ストレングストレーニングといいます。 またストレングストレーニングを専門的に実施するスポーツトレーナーについて、ストレングス・トレーナーと呼びます。ストレングス・トレーニングの目的としては、おおむね次のような目的があります。

 

  • スポーツのベースとなる全体的な筋力の向上。
  • パワーの向上
  • 筋肉の立ち上がり速度の向上。
  • 筋持久力の向上。
  • 骨、腱、靭帯など骨と結合組織の強化。
  • 筋肥大によって生じる筋力の増大。

 

このようにストレングス・トレーニングは筋組織だけでなく、関係する身体機能の強化も行うことが出来ます。ストレングス・トレーニングを行うことで、多くの良い効果が得られるといえます。スポーツでは筋肉の量を増やすだけでなく、筋肉のバランスや質の良さも必要となってきます。ストレングス・トレーナーは筋肉の量に質の良さ、バランスなどをスポーツ選手1人ひとりに合った状態に強化するためストレングストレーニングを実施します。ストレングス・トレーニングが特に効果的といわれる種目としては「野球」、「バスケットボール」、「ラグビー」、「相撲」などがあります。いずれも瞬間的に素早いスピードで筋肉を動かす、短い距離を速く移動することが必要となるスポーツです。このような種目では

 

②ストレングス・トレーナーに期待される役割

ストレングス・トレーナーの活躍の場は次のような場所が想定されます。
  • 大学など教育機関
  • 公共施設等の管理者・職員
  • プロスポーツチーム・実業団チーム
  • スポーツクリニック等の医療機関
  • スポーツジム・スポーツ関連企業
この他にストレングス・トレーナーの中にはプロスポーツ選手と個人で契約をし、スポーツトレーナーとして活動をする人もいます。また施設に所属するストレングス・トレーナーには一般のスポーツ愛好家へのトレーニング指導、施設の安全管理なども行います。プロスポーツ選手にトレーニング指導をする場合には、ドーピングに関する指導を行うこともあるためスポーツに関する幅広い知識を備えている必要があります。

③ストレングス・トレーナーになるには?

専門学校・短期大学・大学のスポーツトレーナーの養成校へ進学、養成校で幅広くスポーツトレーナーについて学びスポーツトレーナーの仕事に就いた後ストレングスコーチに必要な専門分野を学んでいきます。中にはストレングストレーナーの認定資格を取得し、活躍をしているスポーツトレーナーもいます。